開けて悔しき玉手箱のブログ

浮世の世間で ある日 玉手箱を 開けてしまった........。 気づくと そこは......。

単位が ちがうと...。

放射線に関して。


重量あたりベクレル [ Bq/kg ]とは

物質中の単位重さあたりの放射能濃度を表す単位。

土壌や食品など1kgあたりに含まれる放射能を表します。

一般食品中の放射性セシウムの基準値は100Bq/kg、飲料水は10Bq/kgと2012年4月1日から新たに定められました。

飲料水の基準は、25mプール(水量500トン)に、1.6マイクログラム(100万分の1.6グラム)という非常に微量のセシウム137に相当します。

面積あたりベクレル [ Bq/m2 ]とは

.地表表面の単位面積当たりの放射能密度を表す単位。

地表1m2あたりに沈着した放射能を表します。

文部科学省では、米国エネルギー省等と連携して実施してきた航空機による線量モニタリングの結果として、セシウム134及びセシウム137による汚染密度を、Bq/m2単位で、地図上(東北、関東、北陸、中部の東日本エリア)に示しています。

排気体積あたりベクレル [ Bq/m3N ]とは

排気中の放射能濃度を表す単位。

標準状態(0℃、1気圧)の排気1m3中に含まれる放射能を表します。

廃棄物焼却施設などにおける国のガイドラインによる排ガスの基準(目安)はセシウム134のみであれば20 Bq/m3N以下、セシウム137のみであれば30Bq/m3N以下となっています。

毎時シーベルト [ Sv/h ]とは

1時間当たりの実効線量や周辺線量。○○Sv/hあるいは毎時○○シーベルトと、いうように表します。

実効線量を実際に測定することは難しいので、外部被ばくによる実効線量を評価する際には、ある空間での線量(空間線量とも言います)として測定可能な「周辺線量」という量を用います。周辺線量の単位もシーベルトが用いられます。周辺線量は、あらゆる姿勢や方向からその空間で放射線を浴びたときの最大の実効線量以上になるように定義されているので、周辺線量を測定しておけば外部被ばくによる実効線量を大きめに(より安全性を重視して)評価することができます。サーベィメータなどの空間線量計による測定値は、1時間あたりの周辺線量として、たとえばμSv/h(毎時マイクロシーベルト)のように表されます。


係数(ミリ、マイクロなど) [ m、μ ]とは

ミリ、マイクロはメートルやシーベルト等の単位に付けられて、それぞれ千分の1、百万分の1を表します。

記号では、ミリがm、マイクロがμで表されます。
自然界や災害廃棄物から人が受ける放射線量は1シーベルト(Sv)に対して少ないため、ミリシーベルト(mSv)、マイクロシーベルト(μSv)などのように、小さな値を示す際に用いられます。
1シーベルト(Sv)=1000ミリシーベルト(mSv)=100万マイクロシーベルト(μSv)